美味しいものを食べ、心の清浄化を目指す

日夜、波動上げに取り組むが、ままならない人のリアル。まずは美味しいものを食べて、幸せになろう。

産土神社に行きたい

ふと、産土神社について書かれた本が読みたくなり買ってみた。

神社は前から好きだけど、何で産土に興味を持ったのか今でもよくわからない。

母が私を身籠っていた時代って、もう云十年前だし、とうにその地域から遠く離れて生活し、一体全体、産土神社のあるエリアがどうなってるかなんて、皆目検討がつかなかった。

試しに母に聞いてみたけど「そんな昔のこと忘れちゃったわよ〜。住んでた住所なんて覚えてるわけないし、変な宗教にハマってるんじゃないの〜?」ってウザがられて終わった。父も同様、「最寄り駅から歩いて15分位だったかなぁ。近くにグランドがあったんだよ」と、おぼろげにしか覚えていなかった。

しばし、ネットで検索してみたけど、「こりゃわからん」とギブアップ。ある人からのアドバイスで、翌日、神社庁に電話して聞いてみた。わかるようでわからない返答だった。でも、エリアにある神社一覧がホームページにあったので、参考にはなった。

最終的には、地図を見て「ここ?」と思しき神社へ「産土神社を探しているんです」と直接電話をしてみた。電話に出てくれた職員さんも、電話の向こうで一生懸命、スマホで検索しながら探してくれているようだった。有難い。「昔のことがわかる者が今は外出しているので。自分では云十年前のことはわかりかねますねぇ。」と電話が切れた。

さて、これは現地の役所に行って調べるしかないかな(親の戸籍を追う方法もあったけど、母の反応から深追いしないのが無難と判断)と思っていたら、突然家の電話が鳴った。「あの〜、さっきこちらに問い合わせされましたか?」とご高齢男性の声。もしや!先ほどの神社の方が番号通知でかけてきて下さったのか?!と、興奮冷めやらぬ思いで、何故電話をしたかの経緯について話をした。「あ〜、覚えてますよ。あの辺(私が住んでたところ)は、もう大きなマンションが建っちゃってますね。社宅は確かにありましたね、大きなグランドを半分潰して、そこに社宅を建てたんですよ。私がその時の地鎮祭に行きましたから。」「あのエリアだと、ここが産土神社になりますねぇ。」

ああ…やっと見つかった。なんて親切な神主さん?!(確かめなかったが)。凄く凄く、その当時のことをリアルに教えて下さり、涙が出るほど嬉しかった。ありがとうございます。

そんなわけで、云十年ぶりに産土神社へ行こうと思っている。そうしたら、直接教えて下さった方にお礼を伝えよう。